「藤」に秘められた意味とは?|花占いと花言葉の相談とアドバイス事例|電話占いピュアリ

「藤」に秘められた意味とは?

恋愛、結婚、復縁、不倫、片思い、気持ち、縁結び、人間関係… 誰にも言えない悩みも、電話占いピュアリで解決♪

花占いと花言葉

「藤」に秘められた意味とは?

「花占い」や「誕生花」「花言葉」があるように、占いと花には密接な関係があります。花びらの数で恋占いをしたことがある…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、季節にちなんだ花のエピソードや、その花の持つ効果や花言葉についてご紹介していきます。
今回は、春に咲く花である「藤」について見ていきましょう。紫色の花が枝から垂れ下がる美しい姿から、日本では古来より愛されてきた藤の花には、どのようなエピソードが秘められているのでしょうか。

「藤」に秘められた意味とは?

藤の基本情報

4月下旬から5月初旬にかけて開花の最盛期を迎える藤の花は、日本の春の代表的な花木のひとつです。昔から和歌や絵画といった芸術の中にも登場しており、多くの人々に愛されてきました。現在も、全国各地に藤の名所が残っていて、開花時期になると「藤祭り」を開催しているところもあります。
ちなみに、藤の原産地は日本。マメ科の落葉低木で、英名はJapanese wisteriaです。4月から6月の開花時期には、青紫や紫、ピンク、白色の小花を、房状に垂れ下げて咲かせます。マメ科のため、開花後には10~20cmの細長い実をつけます。つる性の藤は、日よけのために棚仕立てにされることが多く、庭園や公園で立派な「藤棚」を見たことがある方も多いでしょう。また、庭がなくても鉢植えで育てることも可能です。
また、マメ科の植物である藤は油との相性が良いため、食用としても親しまれています。藤の花を房から外し、天ぷらにするとおいしく食べることができます。衣を薄付けにすることで、花の美しい紫色を楽しむこともできるでしょう。ほかにも、爽やかな香りを活かして、おひたしや酢の物にすることもできます。

藤の歴史と名所

古くから、男性を例える「松」と対になる花木として、藤の花は女性を例える際に頻繁に用いられました。奈良時代から日本人に親しまれており、平安時代には藤の花を詠む短歌が多く残されました。万葉集の中にも藤の花を詠んだ作品が残されています。例えば、山部赤人の「恋しけば形見にせむと我がやどに植ゑし藤波今咲きにけり」や、大伴四綱の「藤波の花は盛りになりにけり平城の京を思ほすや君」などで、首の中に登場する「藤波」が藤の花房を指した言葉です。
また、紫色は「藤色」とも呼ばれますが、平安時代において紫色は位が高い人の着物に使用されていました。高貴な色としても親しまれていたことから、藤の花も一層愛されていたことがうかがえます。

藤は樹齢が非常に長いことでも有名です。日本の各地に、樹齢数百年という藤があります。藤の名所は全国各地にありますが、特に「ノダフジ(野田藤)」の発祥の地である大阪市福島区の野田は、藤の名所として有名です。また、埼玉県春日部市の藤花園にある「牛島の藤」は日本最古の藤といわれており、その樹齢は1,200年を超えます。天然記念物にも指定されていて、開花時期には毎年多くの人が訪れる名所となっています。

藤の花を部屋に飾ることによる効果とは?

ベランダや窓際のスペースに鉢植えを置いて育てたり、盆栽として育てたりすることができる藤の花。和洋どちらの雰囲気にも合わせられる上、紫色の美しい花を楽しむことができます。爽やかで甘い香りは、リラックスやリフレッシュ効果も与えてくれるでしょう。女性らしい優しい雰囲気を持つため、春の何かとせわしない日々に、そっと癒やしを与えてくれそうです。

誕生花としての藤

藤は、次の月日の誕生花とされています。藤の花や鉢植え、藤の花を使用したフラワーアレンジメントなどを、バースデープレゼントや春の贈り物としてプレゼントすると、喜ばれるでしょう。

4月1日・4月5日・4月29日・4月30日
5月8日・5月21日・5月25日・5月31日

藤の開花時期が4月から6月にかけてであるように、4月と5月の誕生花となっています。4月・5月の誕生日プレゼントであれば、上記の誕生日以外であっても問題ないでしょう。

藤の花言葉と花占い

藤は、次のような花言葉を持っています。藤をプレゼントする際の参考にしてみてください。

「優しさ」
「恋に酔う」
「決して離れない」
「歓迎」
「佳客」

よく女性に例えられる藤の花言葉ですから、女性的で優しいイメージがあります。その一方で、藤のつるが頑丈に育って巻き付く様子から、「決して離れない」という花言葉も生まれました。
「歓迎」「佳客」という花言葉は、垂れて咲く藤の花が、頭を下げてお客様を歓迎する女性の姿に見えることからつけられたといいます。
このような花言葉から、花占いにおける藤はしなやかで、強く美しい女性的なイメージと考えて良いでしょう。

藤をプレゼントする意味とは?

藤の花言葉を元に、藤を人へ贈る意味について見ていきましょう。
「優しさ」という花言葉は、親切な人や日頃からお世話になっている人へ感謝を込めて贈るのにぴったりといえるでしょう。また、「歓迎」「佳客」という花言葉は、大切なお客様や新しく迎え入れる人に対して最適です。
「恋に酔う」という、恋愛的な花言葉もあります。この意味を込めて想いを寄せる人や恋人に贈ると喜ばれますが、注意したいのは「決して離れない」という情熱的な花言葉です。受け取り手によっては過激に感じてしまう可能性もあるため、相手との関係性を考慮して決めたほうが良いかもしれません。

日本が原産で長く愛されている藤について、歴史や花言葉などをご紹介してきました。街の花屋で切り花として売られている機会はほとんどありませんが、園芸店などで鉢植えを購入することは可能です。それが彼(彼女)への贈り物として良いのか迷ったときや、各地の藤祭りに誘いたいと思ったときは、事前にピュアリの占い師にお電話ください。贈るタイミングや添えるべきメッセージ、デートのタイミング・場所などについて、ばっちりアドバイスいたしますよ。

ページトップに戻る