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「神秘の言葉」24のルーン文字を読み解くルーン占い

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「神秘の言葉」24のルーン文字を読み解くルーン占い

「ルーン文字」とは、中世よりはるか以前、ローマ帝国時代(1世紀頃)から北西ヨーロッパで使用されていたと考えられるアルファベットです。北欧をはじめヨーロッパ各地で、ルーン文字の刻まれた石碑が数多く発見されており、その用途は実用的な記録から呪術、暗号、暦などさまざまであることがわかっています。
ルーン文字の神秘は今日でもすべて解明されたわけではありませんが、ルーン文字が24個のアルファベット(フサルク)からなり、それぞれの文字に深い意味があることはわかっています。また、ルーン文字を用いた「ルーン占い」が今日まで伝えられており、ルーン占いを得意とする占い師もピュアリに在籍しています。
では、ルーン文字の神秘性と魅力、そしてルーン占いの基本的な考え方などについて少し掘り下げたお話をしましょう。

ルーン文字の基礎知識

現代社会では使われる場面が少ないルーン文字ですが、その歴史や一つひとつの文字には興味を惹かれる人も多いのではないでしょうか。そこで、初めにルーン文字の成り立ちと特徴についてご紹介します。

フサルクとフソルク

ルーン文字は、数世紀~1000年以上の歴史を持ち、ヨーロッパ各地で独自のルーン文字が発達してきました。その起源となるのは、最初にルーン文字として使用された24の文字「エルダーフサルク」で、占いの世界ではこの24のルーン文字を神聖視しています。ちなみに、このエルダーフサルクは、「ゲルマン共通ルーン」とも呼ばれています。

フサルクというのは、あとでご紹介するルーン文字のNo.1~6までを続けて読んだもので、日本語でいう「いろは」や英語の「ABC」のように、ルーン文字のアルファベット全体を指す呼び名となっています。

その後、5世紀頃にアングロ・サクソン人によってイギリスに伝えられたことで、ルーン文字は独自の発達を遂げていきます。特に文字数が28に増えたことで、より複雑な文章表現ができるようになりました。この進化したルーンは「フソルク(またはアングロ・サクソン型フソルク)」と呼ばれ、エルダーフサルクとは区別されています。

ルーン文字の特徴

さて、こうした複雑な歴史を持つルーン文字ですが、少なくともエルダーフサルクには共通した特徴があります。その内容は、下記のようなものです。

  • 横方向の直線がほとんどない
  • 文字の大半が縦方向の直線と斜めの直線で構成されている
エルダーフサルク(ゲルマン共通ルーン)の24文字のアルファベット

エルダーフサルク(ゲルマン共通ルーン)の24文字。最初の6文字を現代の英語に当てはめるとF、U、Th、A、R、Kとなり、「フサルク」と読める。

これは、初期のルーン文字がおもに木片にナイフで刻まれていたことに由来するようで、横方向に伸びる木目と線を識別しやすいデザインになったと考えられています。北欧では、木片にルーン文字が刻まれた荷札類が多数発見されていますが、現在のルーン占いで使用されているルーン文字よりもずっとシンプルで直線的な書体です。また、ルーン文字を刻んだ石碑も多数見つかっていますが、硬い岩にノミのような物で文字を刻むにしても、やはり直線的なデザインのほうが掘りやすかったのでしょう。

ルーン文字にはそれぞれ固有の意味がある

もうひとつ、ルーン文字には現在の英語のアルファベットにはないユニークな特徴があります。それは、一つひとつの文字に、漢字のように「固有の意味がある」という点です。

フェオ

例えば、「フェオ」という文字は家畜を示し、そこから転じて財産や富など「豊かさ」全般を指すようになったと考えられています。

このように、24のルーン文字にはそれぞれ象徴的な固有の意味があり、あとでご紹介する「キャスト」や「スプレッド」によって展開された文字の意味から占い師がインスピレーションを得ることによって、ルーン占いが成り立つというわけです。
もちろん、文字の意味を機械的につなぎ合わせただけでは占いにはなりません。現れた文字から何を読み取るか、その解釈こそが占い師の腕の見せ所ということになります。

ルーン文字の意味

ルーン文字の意味や読みをまとめて一覧表にまとめました。

ルーン文字の意味、読みをまとめた一覧表

※1※2 ルーン文字は用いられた時代や地域の違いによってさまざまなバリエーションがあります。そのため、占い師が使用するツールによって文字のデザインや読み方が異なる場合があります。例えばNo.1のフェオは「フェフ」などと読まれる場合もあります。
※3 ここでは代表的なキーワードを紹介しましたが、占い師によってはもっと深い意味を読み取ったり、独自のインスピレーションで飛躍したリーディングを行ったりすることもあります。上記の表で「キーワード」と「解説(意味)」を分けて説明したのはこのためで、ルーン文字が示す意味がそのまま占いのキーワードとなるわけではありません。もとの言葉の意味から展開して、より問題の本質や真実に迫るリーディングの力。それがルーン占いには欠かせないのです。

ルーン占いの方法・キャストとスプレッド

ルーン文字を使ったルーン占いには、キャストとスプレッドと呼ばれる代表的な2種類の占い方があります。

キャスト

キャストとは、ルーン文字を刻んだ小枝や小石を放り投げて、落ちた場所とルーン文字の相関関係から占いの結果を導き出す方法です。占い師によってキャストの方法は異なりますが、最も古典的なものを1つご紹介しましょう。

<手順>
1. 小枝を9本と、大きな布を用意する
2. 布を広げて敷き、占いたい事柄を念じながら小枝を布の上に投げる
3. 布の上に散らばった枝の形から、それに最も近いルーン文字を探す
4. そのルーン文字の意味から、占いたい事柄の答えを解読する

スプレッド

スプレッドは、タロット占いとよく似た方法で、ルーンを刻んだ石(ルーンストーン)やルーン文字を描いたカード(ルーンカード)を使うやり方が一般的です。初めに「ルーンバッグ」という袋の中にルーンストーンを入れて占いたい事柄を念じながら石を取り出したり、シャッフルしたカードの山から任意のカードを引いたりして、現れたルーン文字の意味することから占いたい事柄を解読する方法が広く普及しています。

なお、スプレッドは、ひとつのストーンやカードからルーン文字の意味を読み解くという方法のほかに、いくつかのルーン文字(個数はスプレッドの方法によって異なる)を展開し、その中からストーリーを読み取っていく方法もあります。シンプルな回答を求める場合は1つのルーン文字をリーディングすればいいのですが、過去・現在・未来など複雑なストーリーを読み解きたい場合は、複数のルーン文字を選ぶ方法のほうが向いているかもしれません。

終わりに~ルーン文字が導き出すこと

ここでは、ルーン文字の歴史や由来のほか、エルダーフサルク(ゲルマン共通ルーン)24文字のキーワードや意味、そしてルーン占いの基本的な考え方などについて紹介してきました。

ローマ帝国の時代から今日に至るまで、脈々と語り継がれてきたルーン文字の神秘。石碑に刻まれた太古のルーンの言葉の中には、いまだに解読できていない詩(と思われるもの)や、永遠に意味を忘れ去られてしまった判読不能の文字も数多く残されています。

見た目も神秘的で、数多くの伝説を持つルーン文字。そして、ルーン文字の「意味」をキーワードに用いるルーン占いは、あなたのインスピレーションを研ぎ澄まし、みずからの内なる声に耳を傾けるツールとしては最適なのかもしれません。そして、知識が増えれば増えるほど、ルーン文字は多くの事柄をあなたに教えてくれます。また、経験を重ねれば重ねるほどリーディングの技術も向上し、あなたが知りたい神秘的な世界についても雄弁に語ってくれるでしょう。

もちろん、より精度の高い占いをするためには、専門の研究を重ねてきた占い師の力添えが欠かせません。良き導きを得て、悩みや迷いを断ち切りたい方は、ぜひピュアリの先生方にご相談してみてはいかがでしょうか。

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