モラルがない上司や友人との上手な付き合い方3つのヒント

プライベートや職場を問わず、モラルがない人は本人が気づかないうちに周囲の気分や雰囲気を悪くしています。しかし、やむを得ずそのような人でも関係性を続けなければならない場合も少なくありません。
今回は、モラルがない上司や友人との上手な付き合い方について、ご紹介します。

• モラルがないとはどういう意味？
• モラルがない上司や友人との付き合い方
• 1. 一方的に意見を伝えるのではなく提案から始めてみる
• 2. より偉い人と一緒に会話する
• 3. 距離を置く
• モラルがない人の性格を変えるのは難しい
• 自分が無理をする必要はまったくない

モラルがないとはどういう意味？

今や日本では一般的に使用されているモラルという言葉ですが、元は英語のmoralにあります。意味はズバリ、道徳や倫理などを指しており、自分の行いの正しさをはかる際に用いられる場面が多いです。すなわち、モラルがないということは、道徳心や倫理観が欠けていることをいいます。
モラルがない人の代表例として、嘘が挙げられます。何事も自分を中心に考えており、平気で嘘をつきます。自分がすべての中心なので、約束事を平気で破る、お店のスタッフに横柄な態度をとるといった人も多いです。
相手や周囲に対する配慮も欠けがちで、人が触れてほしくないコンプレックスなどを平気で指摘したり、ポイ捨てや下品な会話なども当然のように行います。
道徳心や倫理観を正しく持っている人からしたら、最低の人間に見えてしまうでしょう。

モラルがない上司や友人との付き合い方

モラルがない人と接するのは、多大なストレスをともないます。しかし、いくら嫌な相手でも、プライベートにおける友人や職場の上司などは、いきなり関係性を切るわけにはいかない場合もあるでしょう。
正しいモラルを持った方のために、モラルがない上司や友人と付き合っていくためのヒントを3つご紹介します。

1. 一方的に意見を伝えるのではなく提案から始めてみる

モラルがない人は、相手から意見を一方的に言われると、感情的になったり拗ねてしまったりする場合があります。自分が中心なので、気に入らないことに対しては機嫌を損ねてしまうのです。

まずは、直接的に伝えるのではなく、やんわりと提案から始めてみましょう。
たとえば、毎回当然のように遅刻をする友人がいたとします。遅れてきたことを直接的に攻めるのではなく、もし起きられないのなら今後は集合時間を遅くすることを提案してみるのです。
直接責めているわけではないので、たとえモラルがなかったとしても、聞き入れてもらいやすくなるでしょう。

2. より偉い人と一緒に会話する

自分がすべてだと思っているモラルのない人は、部下や店員に対して横柄な態度をとりがちです。たとえこちら側から改善をお願いしても、素直に聞き入れてくれることはありません。
しかし、そのようなモラルのない人にも、弱点はあります。それは、その人よりも立場が上の、より偉い人物です。職場の上司など、信頼できる人がいれば、一緒に話し合ってもらえないか相談してみましょう。

3. 距離を置く

どれだけ付き合いが長く、学校や職場で顔を合わせる相手だとしても、モラルがない人といつまでも付き合い続けていると、ストレスが溜まっていくものです。効果的な対処法があれば実践したいところですが、自分を守る最善の選択肢は、やはり距離を置くことでしょう。
放課後や勤務後の遊びや飲み会に誘われたのなら、別の用事を理由に断ることをおすすめします。顔を合わせる機会が物理的に少なくなれば、自然と人間関係は薄れていきます。ストレスもある程度軽くなるでしょう。

モラルがない人の性格を変えるのは難しい

その年齢になるまで自分を変えてくれる存在と出会えなかったのが、モラルがない人です。年齢を重ねてしまうと、なかなか人の性格は変わりにくくなってしまいます。
そもそも、自分が傷ついたりストレスが溜まったりしてしまうのを防ぎたいのであれば、モラルがない人の性格を変える必要はありません。無理に相手に干渉するのではなく、自分を守ることを優先しましょう。
苦しいときは、自分だけで抱えるのではなく、ほかの第三者に相談することも大切です。わかってくれる人が身近にいるだけで、具体的な解決には至らないまでもストレス解消にはつながります。
相談相手がいなかったり、なかなか打ち明けづらかったりする方は、ぜひ電話占いを活用してください。実績のある占い師が、相談者の心に寄り添い、適切にアドバイスしてくれるでしょう。

自分が無理をする必要はまったくない

人付き合いは、社会に属する以上決して逃れられないものです。しかし、自分にとってマイナスとなる人物といつまでも関係性を続ける必要はどこにもありません。
モラルがない人の性格を変えるのは難しいので、距離を置いて自分を守ることを優先してください。